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2025年11月01日 [横浜の福祉用具]

冬前に見直したい住まいの安全ポイント☆★転倒・ヒヤリハットを防ぐ5つの工夫

気温が下がる11月は、体の動きが鈍くなり、室内でも転倒やヒヤリとする場面が増える季節です。特に高齢者の方は筋力やバランス感覚が低下しやすく、ちょっとした段差やマットのズレが大きな事故につながることもあります。冬本番を迎える前に、住まいの安全をもう一度見直してみましょう。

@ 玄関まわり|段差と滑りに注意
外出時に最も多いのが、玄関でのつまずきや滑り。段差が大きい場合は、手すりや踏み台を設置することで安全に出入りできます。
床材が硬く滑りやすい玄関では、滑り止め機能のあるマットを敷くと安心です。特に靴を脱ぎ履きする際にふらつきやすい方は、壁際に体を支えられる場所を確保しておくことも効果的です。杖を使う方は、先ゴムの摩耗も確認しておきましょう。

A 廊下・居室|明るさと動線を整える
日照時間が短くなる冬は、夕方以降に室内が暗くなりやすく、影ができることで段差や物につまずく危険が高まります。
照明の位置や明るさを見直し、必要に応じて明るめのLED電球に交換しましょう。人感センサーライトを設置するのも効果的です。
また、通路には物を置かず、スムーズに歩ける動線を確保することも大切です。

B 浴室・脱衣所|温度差とすべり対策
浴室は冬場の事故が多い場所のひとつです。脱衣所と浴室の温度差を少なくするために、入浴前に暖房を入れるなどの工夫を。浴槽の出入りには「浴槽手すり」や「シャワーチェア」を使うと安心です。床にはすべり止めマットを敷き、カビや石けんカスで滑らないよう日々の清掃も忘れずに。

C 寝室|ベッドまわりを安全に
布団からベッドへ移行するだけでも、立ち上がりやすさが格段に変わります。介助バーやベッド手すりを設置すれば、夜間の起き上がりやトイレ移動もスムーズです。また、寝具の重さや厚みも見直し、体を動かしやすくすることが転倒予防につながります。

D トイレ|立ち座りをサポート
トイレは一日に何度も利用する場所。手すりをつけることで、立ち座りの負担を軽減し、転倒を防げます。マットが滑ったり、足元が引っかかったりしないよう、工夫をしましょう。

福祉用具の力で「安全な冬支度」を
福祉用具を上手に取り入れることで、住まいの危険を減らし、安心して冬を迎えられます。私たち福祉用具専門相談員は、お一人おひとりの体の状態や生活動線を確認し、最適な用具を選定・設置いたします。
「どこに手すりをつけたらいい?」「滑りやすい場所を改善したい」など、お気軽にご相談ください。

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